ポジティブに生活しよう!
日本人はネガティブな人が多いとされている。
近頃ポジティブに生きようという言葉をよく耳にするが、実際にそれを意識して実践できている人は少なく、ストレスを抱え込んでしまっている人は多い。
しかし、ポジティブに物事を考えられるようになればおのずと活力が沸き出し、人生が少し変わったものになるとされる。
それには毎日の生活の中で少しだけ視野を広げてみることが大切である。
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ポジティブ(楽観的)という言葉の意味を「楽天的で無計画」といった間違った意味で考えている人が多いため、あくまでポジティブ=前向きという前提であることを忘れてはいけない。
日本人はネガティブ(悲観的)な人が多いとされている。
これは日本人が世界的に評価されている謙虚さが違った方向に進んだことや、過度な期待をしないことによって悪い結果が出た場合のストレスを軽減するための防衛術の役割も果たしていると考えられるために必ずしも間違った悪い考え方であるといえない。
またポジティブな発言=自信過剰で調子に乗っているという見方をする人も多い。
それでは、ポジティブな思考を持って少しでも楽しく生きていくには、早い話ポジティブになるにはどのような思考を心がける必要があるのだろうか。
それは、ある程度物事を肯定していくことである。
例えば自身に起きたことに対しては「まっ、いいか」というように考えることで、実はこの考え方はあらゆる物事に対してとても大事なポジティブの基礎となるものである(しかし、これは自身にのみ問題が起きた場合に限る。何故ならば相手がいた場合は自分だけで問題が解決できないことが多いからである)。
仕事面でポジティブになるには遊ぶために仕事をしているという意識を持つようにしたりするのもいい。
上記のことは一見簡単であるが、社会の波に揉まれるうちについつい忘れてしまいがちとなる場合が多い。そこで本題となる本当に前向きになれる思考とは、少しだけ視野を広げ小さな幸せを見つけることである。
そこで多くの偉人たちが残した、少しでもポジティブに視野を広める名言を紹介。
「全ての日に贈物がある」
マルティアリス(ローマの詩人)人生に辛いことがあるのは当然であるが、目線を下に向けれれば綺麗な花が咲いていたり、上に向ければ綺麗な空が広がっていることもある。実は日常には多くの幸せがあり、それを毎日感じることが出来れば幸福になれるというもの。
「みな心持ちひとつ、ものの見方ひとつである」
松下幸之助(松下電器創設者)多くの物事は考え方次第でポジティブになる。
例えば雨の日に「湿気が多くて濡れる」と考えるよりも「湿度があって肌がしっとりする、虹が見られるかも」と考えた方が気持ちにゆとりが出来るという考え方。「欠点を上手に使いこなせればどんなことでも可能になる」
ココ・シャネル(CHANEL創設者)自身の無い部分をいかに生かすことが出来るかが大切で、それを生かすことが出来れば自分にとって大きな味方となる。誰しも欠点や苦手なものがあるが、それを無理に克服するのではなく生かすという考え方。例えば、仕事が遅い=より慎重で失敗が少ないといった考え方である。
「多くの人は大きな幸せを待つうちに多くの小さな幸せを見失ってしまう」
パール・S・バック(アメリカの小説家)大きさ幸せを待ち望んでるようでも、実際には小さな喜びや幸せが満ち溢れている。その時に気が付かなくても、「あの時は良かったなー」と思うことが誰にでもあるはずで、そのような思い出になることを見つけることが幸せであるという考え方。
「行動は幸福をもたらすとは限らないが、行動の無い所に幸福は生まれない」
ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの政治家)ある選択が自分の転機になる可能性があり、行動するべきかの決断を迫られた時には迷わず行動することが大切である。目標があるとすれば、そこに到達するようにチャレンジするか、もしくは諦めるかの選択肢しかなく、失敗してしまったのであればそれを取り戻せばいいだけであるという考え方。
「幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ」
アラン(フランスの哲学者)笑顔には楽しさや嬉しさを表す以上の効果があり(まだ解明されていないメカニズムもある)、笑顔の人の周りには同じく笑顔があふれる。つられて笑ってしまうこともあるだろうがそのような状況を悪く思う人はいないはず。イタリア人は仕事中は常に笑っていることで楽しめるように心がけていることもあるという。確かに人前でニヤニヤするのは気が引けるが、それを振り切ってやってみよう。どんな理由でも笑顔は素晴らしいのだ。
これらの言葉を少しでも自身に言い聞かせ、明日をポジティブに、前向きに生きてみよう。