天使や悪魔を研究していると聞いたらどのように感じるだろうか。
人間に関わる他の何か(自然現象や不思議な出来事)を人間に見立てて解釈した存在が天使や悪魔であるといったような研究の話を聞くことがあるが、それはあくまでも天使や悪魔を超自然的な存在としてでなくとしてではなく、当時の人々の文化や思考を知る手がかりとする研究だ(仮に一般人に天使や悪魔の研究をしていると公表すればオカルト人間のレッテルを張られてしまうだろう)。
一方、ルネサンス時代には天使や悪魔の研究が科学とされていた。
「天使はかつて科学としての研究対象だった。」の続きを読む »