我々が日常生活を送っている社会の中に、今の人類とは違う時間に生きた人間が潜んでいるかもしれないと考えたことはあるだろうか。
2000年の11月2日、アメリカのネット掲示板の中に2036年からやって来たジョン・タイターという人間が自身は未来人であるとして予言を残している。
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一見するとネット上によくある悪戯のようにも感じるのだが、この人物が残した予言は後に的中することになったことから今では本当に未来からやって来たのではないかと噂される程となった。ジョン・タイターは自身を2036年からやって来たタイムトラベラーであると自称し、ネットユーザーからの質問に答え始めた。
半信半疑のふざけた質問に対して彼は、自身がアメリカ帝国連邦軍のタイムトラベルパイロットとして過去に派遣されたこと、2つのミッションを命じられたことを答えた。
2つのミッションとは、1975年にタイムスリップして核戦争によって荒廃した未来でネット再構築に必要な初期コンピューターIBM5100を入手すること、2000年では近未来に発生する出来事を預言として残すことである。
2001年3月までにジョン・タイタ-が語った過去(我々から見れば未来の予言)は、ペルーで自身が発生すること・イラクが核兵器を隠しているとして戦争が起きること、アメリカ国内で狂牛病が発生すること・中国人の宇宙進出・ベネディクト16世の即位等で、後になって的中していることからその予言内容は注目を集めることとなった。
そんな彼が残した予言の中で最も気味が悪いものは、2015年にロシアがアメリカへ核攻撃を仕掛け第三次世界大戦が勃発するというものだろう。日本は中国に併合され、2017年には30億人の人間が命を落とし、2020年にロシア側の勝利で終戦してアメリカは社会主義国家になるというのだ(ジョン・タイタ-がアメリカ帝国連邦出身としているのはそのため)。
彼は他にもタイムマシンについての説明も残している。
どうやらタイムマシンとは我々の考えるような乗り物のような形状ではなく、ある種の重力制御装置で、2034年に欧州原子核研究機構が試作1号機を実用化させたもので、正式名称はC204型重力歪曲時間転移装置であるらしい(ゼネラル・エレクトロニック社製で50~60年は正確に移動できるという)。
ちなみにジョン・タイタ-はこれらの情報を残し、2001年3月に任務完了を理由に姿を消してしまった。
彼は本当のタイムトラベラーなのか、それとも悪戯だったのか、。2015年に戦争が始まったとすれば一層信憑性が増す。仮にタイムマシンが実用化しているとすれば現在の地球には他にもタイムトラベラーがいてもおかしくないだろう。
2014年現在、ウクライナを巡ってロシアとアメリカが小競り合いを起こしている。