宇宙の構造が徐々に判明している現在、我々の住む地球が属している銀河系の集団の存在が明らかになっている。
銀河団と呼ばれる集団であるが、単なる銀河系の集まりではない巨大な壁のような構造であることが明らかになっている。
それをグレートウォールと呼ぶ。
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宇宙は泡立てた石鹸を拡大したような美しい構造をしており(石鹸で出来た膜を銀河団に例える)、宇宙の大規模構造(または宇宙の泡構造)と名付けられた。
この大規模構造の一部には、銀河が密集して分布する壁のような構造も同時に発見されていて、万里の長城の英語名にちなんでグレートウォールと呼ばれるようになった。ちなみにグレートウォールの長さは万里の長城の比ではなく。長さは5億光年、厚さは1500万光年というものになっている。
本来ならば銀河は宇宙空間に分散していてもおかしくないのだが、銀河系同士が互いの重力によって引き合っているという説や、ダークマターの存在がキーとなって大規模構造となったという説もあり、真相解明には至っていない。
宇宙には意外な規則性が存在するのだろうか。