これまで幾度となく地球に似た惑星が発見されてきた。
似ていると表現したものの、その構造や大きさが地球と酷似しているだけのものがその大半を占め、実際に地球と同じような環境を持つ可能性のある惑星が発見されたことは無かった(理論上は地球と似た環境を持つとされる惑星は存在する)。
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新惑星の発見そのものはあまり珍しいことではないのだが、Kepler-186fは地球型型惑星であるだけでなく、ハビタブルゾーンの外側部分に存在することから地球と似た環境が広がっている可能性が指摘されているだけでなく、生命体が存在する可能性も叫ばれている。
Kepler-186fが存在する惑星系の中心に位置する恒星は太陽と比べて活動が弱いこともわかっており、地球よりも気温が低い可能性が高いという。
現在判明しているKepler-186fについては、大きさや構造が地球と似通っていること、理論上は生命が存在可能な領域に浮いているということだけである。よって、観測の資料が現時点では少なすぎることから専門家たちの間でも生命が存在する可能性があるとはあまり口に出来ないようだ。
仮に生命が存在したとしても、人類がそれを知ることが出来るのは遠い未来の出来事だろう。