本格的な夏休みシーズンが開始!
「夏はいろんな新しい発見があって大好き!」
という人たちには、ぜひ見てもらいたい深海の神秘的な生物たちを紹介!
「夏は暑くて好きじゃない」
という人たちは、彼らを見て
深海の雰囲気を味わっていただきたい。
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その前に、深海とは何か説明しておこう。
深海とは、と聞かれると場合に多くの人は
「深い海」
と思うだろう。
正解と言えば正解なのだが、
厳密には、深海とは水深200m以下の海の事なのである。
もしかしたら、想像より深くないかもしれない。
想像してもらいたい。
・太陽の光も届かない漆黒の景色
・物凄い水圧
・1000m以下の水温は2~3°
・まるで砂漠のような不毛の環境
という、我々人間には理解不能な環境を。
そんな過酷な環境にいる生物たちをピックアップ
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画像および説明
フクロウナギ
画像元
深海生物の代表格、
世界中の海、水深3000mまでに生息している。
口を開くとこんな感じの見た目。
wikiより転載
まさに深海生物らしいものとなる。
餌は主に小型の魚やプランクトンであると考えられている。
(ちなみに、我々がよく食べるエビも大型のプランクトン)
ファンフィン シーデビル
画像元
なんか見覚えある人もいるかもしれない。
見た目と名前はゴツいが、
シーデビル sea devil =アンコウ。
画像元
日本では茨城県大洗町などの名産品になっている。
冬といえばアンコウ鍋と言えるくらい、
日本では人間にとって身近な生物である。
アンコウ鍋や刺身、
アンコウの体はすべての部位を食することができるとされる食材。
そんなアンコウも深海生物として神秘的(意味深)な見た目である。
今後、冬にかけてアンコウを食べる機会があれば、
ぜひこの姿を思い出してもらいたい。
ミツクリザメ (ゴブリンシャーク)
深海の鮫といえばこのゴブリンシャーク
日本名はミツクリザメですが、
ゴブリンシャークという名前で知っている人が多いと思う。
7月28日のNHKスペシャルでも放映された。
日本での発見報告が突出して多い。
餌は主に甲殻類。
最大全長は617cm
そこらへんのホホジロザメ(ジョーズのモデル)よりも大きいことになる。
ちなみにゴブリンシャークの全身。
実はこの口、普段はこんなに出ているわけではない。
餌を捕るときだけ口が飛び出す構造になっている。
スクイッドワーム(イカムシ)→スキッドワーム
フィリピンのセレベス海水深2800mで発見された生物。
詳しい生態はわかっていないが、
他の深海生物のようにプランクトンを餌にしていると考えられている。
ちなみに、セレベス海は水深6000mにもなり、生物の多様性があり
絶好のダイビングスポットだそう。
デメニギス
太平洋北部の水深400~800mに生息し、
日本では岩手県に分布している。
最も特徴的な頭部は、割と最近まで存在が確認されていなかった。
餌は小魚やクラゲで、
他の魚が捕った獲物を横取りすることもある。
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メガマウス
剥製 wikiより
その名のとうり、大きな口をしているサメで、
非常に発見例が少ないのが特徴。
一説によると水深100mにも生息しているとされ、
深海魚としては疑問であるという説がある。
またメガマウスとゴブリンシャークは、
原始的なサメの体を維持している。
餌はプランクトン。
エビなどが夜になると海面表層部に移動するので、
それに伴いこのメガマウスも夜になると海面近くまで
浮上してくることが確認された。
大型のサメであるのに最近まで発見されていなかったという
深海のロマンのカタマリのような生物だ。