スペインの海岸にまるで怪物のような生物が 打ち上げられた!
一体この生物は何なのか?
一体何があったのか。
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英紙『デイリー・メール』22日付の報道によると、先般、体長4メートルの四角い頭を持つ、まるで「怪獣」にような海底生物がスペインの海洋生物学者らを困惑させているという。 奇妙な体躯を持つ、この海底生物は初めて発見されたものである。浜辺に打ち上げられた死体は腐敗し始めているため、既に埋められたという。 関係者は「このような生物は今まで見たことがない。しかし、DNA分析するには高いコストがかかるし、それを負担する人もいない」と説明している。
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詳細は不明だが、
見た目から判断してリュウグウノツカイのように見えなくもない。
リュウグウノツカイの断面図
リュウグウノツカイは全身が銀白色で、薄灰色から薄青色の線条が側線の上下に互い違いに並ぶ。背鰭・胸鰭・腹鰭の鰭条は鮮やかな紅色を呈し、和名である「竜宮の使い」にふさわしい外見となっている。全長は3mほどであることが多いが、最大では11m、体重272kgに達した個体が報告されており、現生する硬骨魚類の中では現在のところ世界最長の種である。
太平洋・インド洋・大西洋など、世界中の海の外洋に幅広く分布する。海底から離れた中層を漂い、群れを作らずに単独で生活する深海魚である。
本来の生息域は陸から離れた外洋の深海であり、人前に姿を現すことは滅多にないが、特徴的な姿は図鑑などでよく知られている。実際に生きて泳いでいる姿を撮影した映像記録は非常に乏しく、生態についてはほとんどわかっていない。通常は全身をほとんど直立させた状態で静止しており、移動するときには体を斜めに傾け、長い背鰭を波打たせるようにして泳ぐと考えられている。
食性は胃内容物の調査によりプランクトン食性と推測され、オキアミなどの甲殻類を主に捕食している。本種は5mを超えることもある大型の魚類であり、外洋性のサメ類を除き捕食されることは稀とみられる。
卵は浮性卵で、海中を浮遊しながら発生し、孵化後の仔魚は外洋の海面近くでプランクトンを餌として成長する。稚魚は成長に従って水深200-1000mほどの、深海の中層へ移動するとみられる。
人間との関係
リュウグウノツカイはそのインパクトの強い外見から、西洋諸国におけるシーサーペント(海の大蛇)など、世界各地の巨大生物伝説のもとになったと考えられている。その存在は古くから知られており、ヨーロッパでは「ニシンの王 (King of Herrings)」と呼ばれ、漁の成否を占う前兆と位置付けられていた。属名の Regalecus もこの伝承に由来し、ラテン語の「regalis(王家の)」と「alex(ニシン)」を合わせたものとなっている。
人魚伝説は世界各地に存在し、その正体は海牛類などとされるが、日本における人魚伝説の多くはリュウグウノツカイに基づくと考えられている。『古今著聞集』や『甲子夜話』、『六物新誌』などの文献に登場する人魚は、共通して白い肌と赤い髪を備えると描写されているが、これは銀白色の体と赤く長い鰭を持つ本種の特徴と一致するのである。また『長崎見聞録』にある人魚図は本種によく似ている。日本海沿岸に人魚伝説が多いことも、本種の目撃例が太平洋側よりも日本海側で多いことと整合する。ただし『古今著聞集』などには人魚が美味であるとする記述があり、これは本種が不味とされることに矛盾する。
日本近海では普通ではないものの、極端に稀というわけでもなく、相当数の目撃記録がある。漂着したり漁獲されたりするとその大きさと外見から人目を惹き、報道されることが多い。地震をはじめとする天変地異と関連付けられることもあるが、魚類学者の本間義治によれば憶測にすぎない。
アクアワールド大洗水族館でも標本が展示されている。
今回のこの謎の生物だが
このグロテスクな見た目もさることながら、
最も疑問に思うことは研究者たちの対応である。
「このような生物は今まで見たことがない。しかし、DNA分析するには高いコストがかかるし、それを負担する人もいない」
こんな杜撰な対応があるのだろうか。
現在の技術を盛ってすれば、
サンプルに細胞の一部だけでも保存することは可能だと思えるがそれは行われなかった。コスト面でも大学や研究機関など資金はどこからでも調達できる気もするが…。
この件は謎に包まれたままだが、
後になって真相が解明されるかもしれない。
世界中にはこれまでにも多くの謎の生物が打ち上げられた事例がある。
代表的なものはニューネッシーと呼ばれるこの生物。
1977年4月25日午前10時40分(現地時間)、日本のトロール船「瑞洋丸」(2460トン、乗員87名)が太平洋上(ニュージーランドのクライストチャーチより東へ約50km離れた海域)で引き揚げた、巨大な腐乱死体。正体については諸説ある。
これは今では一部硬い部分を残したウバザメという説がほぼ間違いないとされている。
今回の謎の生物、
近いうちに意外と身近な生物だと判明するのか
それとも新種とされるのか、
続報が気になる。