この画像を見て驚く人は多いだろう。
見てのとおり
サメがサメを食べる瞬間を写したものだ!
アメリカでのこの出来事の詳細を紹介!
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この件に関する記事をlivedoor newsより抜粋
米国デラウェア大学 の「海洋探査、遠隔探査、生物地理学研究所(ORB Lab)」は、サメを食べているサメを釣り上げ、その写真を同研究所の Facebook ページで公開した。
ORB Lab は、この日サメ釣りをしていた理由を次のように説明している。
「我々は、昨年タグを取りつけたサメの捕獲を試みていた。タグには、サメに取り付けられて以降の、サメの海中における活動記録を示す貴重なデータが保存されている」
だが、彼らが仕掛けた餌に食いついたホシザメは、タグが取り付けられたサメではなかったという。
「この不幸なホシザメは、餌のメンハーデンを食べたいという誘惑に抗えなかったようだ。そして不幸にも、デラウェア湾に住む最強の捕食者の餌食となった」
釣り上げられたホシザメは間もなく死んだという。だが、シロワニは元気だったため、活動記録をトラッキングするタグが取り付けられた後、海に戻された。
今回公開された写真には、大学の研究所が公開したものとしては異例とも言える、非常に多くのアクセスがあったという。コメントも多く寄せられており、「ナショナルジオグラフィックの表紙にすべきだ」など、その希少性を絶賛するものが目立つ。また、「これはまるで、サメのマトリョーシカだ」といった、ユーモラスなものも見られた。
ここで聞きなれないシロワニという名前とホシザメという名前が出てきた。
シロワニ(白鰐、Sand tiger shark)は世界中の暖かい海に生息し、
日本の海でもその姿を見ることができる。
活動は夕方からで昼間は岩陰などでじっとしていることが多い。主な餌生物はサメやエイを含む魚類、甲殻類、頭足類である。
胎生。ネズミザメ目に見られる卵食型に分類されるが、シロワニの場合はその最も特殊化したタイプであり、未受精卵だけでなく同じ子宮内の他の胎仔も捕食する卵食・共食い型である。55mmで孵化し、未受精卵や他の胎仔を食べるようになる。
比較的大人しい(このニュースや画像を見ればそのようには見えないが)とされている一方で、
インターナショナル・シャーク・アタック・ファイルにおいては危険なサメとされている。
その見た目が恐ろしいことからオーストラリアでは一時的に駆除の対象となり、
多くの個体が殺されたために一部地域では数が減少している。
日本では茨城県アクアワールド大洗水族館にて飼育されている。
↑ちなみに運が良ければ売店でシロワニの歯が販売されていることも。
その他シロワニの動画はコチラ
ホシザメとは
ホシザメ(星鮫 starspotted smooth-hound)は比較的暖かい海の沿岸部に生息している
カニなどの甲殻類やイカなどの軟体動物を捕食している。
日本では漁船などに釣られることが多く、フカヒレなどとして食されているサメであり、
大きさもそこまで大きいものではないために水族館などで飼育されている。
PS
豆知識として
白鰐(シロワニ)という字を見てもらえばわかるように
鮫(サメ)でありなが鰐という字を使っている。
本来この鰐という字はアリゲーターのワニを指す字である。
他にもサメを表す漢字として鱶(フカ)がある←ラブカ(羅鱶)とか。
鮫・鰐・鱶
こんなにもサメを表す漢字がある。
もし家族や友人とサメの話題になったらこの知識を自慢しよう。