火星は人類憧れの地であり、アメリカ政府などは最終的に人類が移住する地として火星を候補に挙げている。
そんな火星には人類よりも一足先に火星探査機が降り立ち、我々人類にリアルな火星の情報を送っている。
そんな火星からの情報の中に人魚のような影が映っている画像があったことはあまり知られていない。
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撮影されてのは2004年の1月24日、撮影された画像を巡って世界的に議論の的となっていた。
奇妙なものはその姿から人間や霊長類などと呼ばれているが、デンマークに存在する人魚の像に似通っていることから「火星の人魚」と呼ばれるようになった。
NASAによると、この場所を異なる時間に撮影した画像にも同じものが写り込んでいたため、カメラの故障や光の加減によって偶然写り込んだものではなく、その場所に存在している何かであるという。
大きさは6cmほどで非常に小型とみられ、自然に誕生したものなのか火星の文明の痕跡かという議論が各地でされているが、大きさが小さいことから自然の造形物であると考えて間違いないだろう。
この火星の人魚が存在する場所はかつて湖があったと考えられていて、そのことも火星の人魚と呼ばれる原因の1つとされているようだ。
この人魚が写った画像ではもう1つ注目すべきことがある。
空の色が青いという点だ。
これまで撮影された火星の画像では大気の色はやや赤みがかった色であったが、火星の人魚が写り込んでいる画像ではやや青く見える。
火星の大気は地球上の大気よりもはるかに薄く、太陽風の影響を受けやすいと考えられていることを考えると、大気圧に何らかの変化が起きている最中なのかもしれない。