フォトンベルトという言葉を聞いたことがあるだろうか。
フォトンベルトは宇宙に存在している巨大な電磁波の流れのことであり、いつか太陽系がその電磁波の中に入ってしまうとされていた。
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ちなみに一部のマニア雑誌などではハレー彗星の発見者として知られているハレー博士による発見とされているが、それはまったく事実異なっている。
フォトンベルトは高密度の電子と陽子で満たされていて、直径400光年を超えるドーナツ状の光の雲がプレアデス星団の中心部分に存在し、地球は10000~11000年周期でフォトンベルト内に入り込んでいるという。
太陽系がフォトンベルトに侵入してしまった場合には、その巨大な電磁波の影響を受けて地球(人間の文明)は壊滅的な打撃を受けるとされていて、それが2012年地球滅亡説の根拠の1つとされてきた。
というのがフォトンベルトの詳細なのだが、実際にはその存在は証明されておらず、フォトンベルトも確認されていない。また、1996年にハッブル宇宙望遠鏡が観測し、フォトンベルトを撮影したとされていた画像も、実際にはそうでないことが判明している。
しかし、広い宇宙にフォトンベルトが存在しないことが証明されたわけではないのだ。