終末論は今も世界各地で毎日のように語られている。基本的には隕石の衝突による地球消滅やそれと解釈できる天災が多く、他には戦争等による人類滅亡論がある。
今を生き日々忙しい日々を送る我々には今一つ実感が無いだけでなく、殆ど意識する機会すらない終末論。
しかし、人類滅亡は意外にも身近なものであることは知られていない。
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地球が滅亡または人類が滅びる確率は100%。重要なのは起きるかどうかではなくいつ起きるかということなのだ。トリノスケールと呼ばれる地球近傍天体NEONear Earth Object(地球の近くの軌道を通る天体)が地球に衝突した際の被害予測を示す尺度を用いた場合、スケール8~10の衝突が起きれば人類は壊滅的な打撃を受けるとされている。
スケール8・・・陸に隕石が衝突することによる局地的な壊滅。海に小筒した場合には津波が発生する。50~数千年に1度の割合で発生する。
スケール9・・・空前の地域的な荒廃。1~10万年に1度の割合で発生する。
スケール10・・・文明の存続が危険にさらされる程の全地球的な気候の壊滅的異変(文明が滅びても種が絶滅するわけではない)。10万年に1回ほどの確率とされている。
人類が歴史を記録するようになってから約5000年。文明の栄枯盛衰こそあっても記録が残っている以上は文明が崩壊するほどの大災害は発生していないと考えられる。つまり、今後時間が経過するごとにスケール9以上の災害が発生する可能性が高くなっているのだ。
いつか必ず起きる災害であるが、現代の人間は何の対策も持ち合わせていないというのが現状だ。人間の持つ最大の戦力である核兵器を使用したとしても地球近傍天体を破壊することはほぼ不可能だとされている。
いつかやって来る最期。もしかしたら近い将来かもしれない。
すげーまたおめがいします
すげー