地上絵といえばナスカの地上絵を思い浮かべる人が多いだろう。
実際に地上絵が存在しているのはナスカ地方が多く、世界中を見渡しても地上絵が描かれている地域は限られている。
そんな場所は意外にも南米チリに存在する。
スポンサードリンク
本来は海から陸地へと流れる湿った風があるはずなのだが、この地域は高い標高に位置するために湿った風が遮断されてしまい、40年間雨が降らなかった地域も存在するほどに過酷な環境で、砂漠を道として使用してきた現地の人々からは死への道として恐れられている。
そんな過酷なこの地域にはナスカの地上絵とよく似た地上絵、通称アタカマの地上絵が存在することはあまり知られていない。そしてその地上絵の数は5000を超え、まるで恐竜のような動物や人間のような生物など様々なバリエーションが存在している。
中でも奇妙な絵があるとすれば全長80m程の巨人の絵、通称アタカマの巨人だろう。姿かたちはおおよそ人間を表現しているようにも見えるのだが、両頬に触覚に見える物体を付け、頭の形は触覚にもアンテナにも似つかないものとなっており、現在に生きる人類とは少し違う見た目をしている。
一体何がモデルとなったのかは判明しておらず、知的好奇心をくすぐるには十分な見た目をしている。
ちなみにアタカマの地上絵はナスカの地上絵と違い、平地ではなく斜面に描かれているという特徴がある。
何故この地域にこのような絵が存在するのだろうか、ナスカの地上絵を描いた人間と何らかの関係があるのだろうか。