アメリカのメリーランド州には60年ほど前から奇妙な生物の目撃情報がある。
その正体は、山羊と人間を混ぜたようなその見た目からゴートマンと呼ばれる怪人である。1950年代からメリーランド州各地で目撃されるようになり、今も目撃情報が多く寄せられているという。
スポンサードリンク
ゴートマンに襲われたという事例はいくつか存在し、その真偽は定かではないのだが、ゴートマンを語る上で最も有名な事件が報告されている。
1970年、森の中で若者グループがゴートマンに襲われる事件が発生。グループの中の1人は何とか逃げ出すことに成功したのだが、仲間はゴートマンに捕食されてしまったとされ、この時の警察への通報がほったんとなってゴートマンの存在が世間に知れ渡ったとされている(この事件に関しては、未確認生物が人間を殺したとなればさらに大ごとになっていると考えられることから捏造であるという説が根強い)。
ゴートマンの身長は3mにもなるとされ、その見た目は欧米の人間が想像する悪魔そのものだ。山羊の顔に人間の胴体を持ち、素早い動きで人間に襲い掛かるという習性を持つとされている。
若者の間ではゴートマン遭遇を目的とした肝試しも流行しており、日本で言うところの心霊スポットのように認識されている。
近いうちにメリーランドの町興しの象徴のようになるかもしれない。