herod flower ヘロデ門と菊の紋!日本とユダヤを繋ぐ存在なのか。
日ユ同祖論者の中では当たり前の根拠の1つとされるものは、ヘロデ門に描かれた菊の紋であるという。

日本を代表する紋章である菊は、天皇家の紋章や伊勢神宮等の場所に散りばめられている(日本国パスポートにも同様のマークがある)。

それと似た印がエルサレムのヘロデ門にも存在することを知っているだろうか。

スポンサードリンク

日本で菊の紋が使われるようになった正確な時期は判明していないが、鎌倉時代に後鳥羽上皇がこの印を愛好していたとされることを考えると、その時代よりも以前から使われていた可能性が高い。

その時代の菊の紋は現代のそれよりも中央の穴が大きく、ヘロデ門に存在する紋章によく似ていた。
800px Japan Kouzoku Flag 16ben svg ヘロデ門と菊の紋!日本とユダヤを繋ぐ存在なのか。
当然古代イスラエルには菊の紋は存在しない。ヘロデ門にある紋章は太陽をモチーフにしているともされているのだが、この菊の紋とそっくりな印は確かに3000年前から存在しているのだ(太陽と菊を印にした場合には当然似てしまうという声も根強い)。
Wall Herods Gate Flower Gate IMG 3420 1 ヘロデ門と菊の紋!日本とユダヤを繋ぐ存在なのか。
ヘロデ門以外の場所にも菊の紋に似たマークが存在し、ステファノ門やユダヤ教会堂の入り口等の至る所にその姿を確認することが出来る。

そんな中でも、ヘロデ門のそれは日本の菊の紋とほぼ同じ形をしていることはとても興味深い点だろう。
herod flower ヘロデ門と菊の紋!日本とユダヤを繋ぐ存在なのか。
中東地域でよく使用されているこのマークと日本の菊の紋。形が似ている理由は単なる偶然なのか、それとも日ユ同祖論の根拠となりうるのか。今後の研究が待たれる。