多くの人が聖水と聞いた時にイメージするものは、青い水や美しい入れ物に入った神聖な雰囲気の水かもしれない。
実際に世界各地で聖水とされているものは神秘的な雰囲気を醸し出しているものもあるのだが、では聖水と普通の水の違いは一体何なのだろうか。
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そんな聖水であるが厳密な定義は神秘的な力を持つ水ではなく、キリスト教の聖職者の手によって聖別(神聖な用途に使用する道具を俗世の概念から区別するという考え方)された水のことを表している。
つまり本来は何の変哲もない普通の水であっても聖別によって聖水に変わるのだ(各地で湧き出ている聖水と呼ばれるものは、その地域そのものが聖別されていると考えると分かりやすい)。
この聖水はカトリック系の教会に行けばその姿を確認することができ、聖水盤と呼ばれる入れ物が設置してあり、信者は指先に水を付けて十字を切って入場する際に使用される。
これらが本来の聖水であるが、なんと我々にも聖水を作ることは可能なのだ。12世紀ごろに作成されていたグリモワールによると聖水の作成に必要なものは水と塩と進行する神々の名前で、水に塩を入れながら神に祈りをささげることで聖水になるのだという(この場合は塩水ではなく聖水が完成するのだ)。
自身で聖水を作ってみるもよし、各地で聖水をその身に浴びるもよし。しかしそんな聖水には不衛生な環境に置かれているために細菌が繁殖しているという一面もある。
現実には万病に効く水でなく万病の元になってしまうようだ。