多くの人々にとって朗報となる情報が飛び込んできた。
先日、アイソン彗星消滅した可能性がアメリカ航空宇宙局(NASA)から発表されたが、後の調査でまだ彗星は消滅せずに生き残っていることが判明した。
しかし、依然として近日点通過時に消滅する可能性は捨てきれないという。
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現在、近日点(太陽に最も近い地点)を通過中のアイソン彗星はこれから何も起こらなければ12月4日あたりの日の出直前の時間帯に地平線上に姿を現すと思われる。
どうやら近日点通過というのは太陽の影響をより大きく受けるために彗星にとって死活問題となる可能性があるらしく、今回は生存が確認されたアイソン彗星も近日点を無事通過し再び観測できるようになるまでに消滅してしまう可能性は残っていて、ある意味で決して楽観視できる状況ではないようだ。
次に太陽から少し離れた位置に無事姿を現せば完全に消滅の危機は脱したといえるだろう。
現在、日本では見かけ上の位置が太陽の真横にあるため太陽の光にさえぎられて地上から普通に観測することか困難で(ほぼ不可能)、再び日の出前に地平線上に姿を現すのは厳密には12月1以降(太陽が近いためその時期周辺は観測できる時間帯が短い)とされている。
12月4以降ならばもしかしたら肉眼で観測できるかもしれない(周りに光が無く、できれば海で水平線を眺めるのが良いと思われる)。