今年も獅子座流星群の時期がやってくる。
2013年は、11月17日の夜から18日の深夜が最も流星群の現れる時間である。
しかし、観測条件は最悪なようだ。
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獅子座流星群が極大日を迎える日は、通常の場合17日であることが多いのだが、今年は18日が極大日なので注意が必要だ。
今年は11月の14日~24日の間に観測でき、獅子座の現れる方角と同じく東の方角から現れる。観測の際は東の方角から真上にかけて放射点が移り変わるため、真上より若干東の方角を意識しよう。
流星群自体は11月14日~11月24日まで観測できるが、一般的に肉眼でより多くの流星群を観測するためには上記の期間、
特に極大期である18日未明(0時~2時)が最も適している。
実際には17日夜11時頃から徐々に出現し、放射点が低い時間には長い軌跡を描くことがあり、同時に流星痕(りゅうせいこん)と呼ばれる残像のようなものが残ることもある。
国立天文台の発表では2013年の獅子座流星群の観測条件の方は、どうやら現時点では最悪なようだ。
その理由は月の存在であり、11月17~18日はなんと満月の日なのだ。
満月の中で流星群を見るのは困難だが、見れないわけではないのでトライする価値はあるだろう。
17日と18日の天気予報では関東地方周辺で概ね晴れが予測されている。丁度極大期を迎えるころには北海道と日本海側では残念ながら悪天候が予測されている。
17日
18日
ある程度の雲が出現する可能性もあるが、運よく晴れれば(雲が無けれは)たとえ満月であっても光が雲に屈折して拡散することが無いために観測しやすくなるだろう。