ブラジルで開催され世界中の熱狂の渦に包みこんでいるW杯。
開催地がブラジルということもあり、世界各地で時差による睡眠不足に襲われる人が多くなった結果、なんとその命を落とす人まで現れた。
ことを重く見た各国政府は注意喚起を促している。
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そんな中、中国では徹夜観戦によって体調不良を起こして命を落としてしまう人が現れたと報道され、世界中で徹夜観戦による体調不良に関心が集まるようになった。これを重く見た中国政府は徹夜による健康への悪影響に対する注意喚起をするという事態となっている。
W杯を観戦する場合、ただ単に徹夜するだけでなくスポーツバー等での喫煙や飲酒とセットになることが多くなると考えられ(徹夜までして観戦する人の多くは熱狂的なファンであり外に繰り出して観戦する割合が多いと考えられる)、より一層健康への悪影響が懸念される。
徹夜による睡眠不足によって我々の体に起きる症状は、頭痛・吐き気・めまい等の体調不良、免疫力低下、鬱病になりやすくなる、体重が増える、判断力の低下、死亡率上昇、といった様々なもので、どれも1つだけでも十分に有害と思える症状ばかりだ。
対策としては徹夜をしないで睡眠時間をしっかりと確保するということに尽きるのだが、4年に1度のW杯を楽しみにしていたファンにとっては納得いかないかもしれない。
少しでも睡眠時間を確保するためには試合のギリギリの時間に目覚ましを鳴らし、ハーフタイム中の15分間で仮眠を取り、試合と試合の間にある1時間を仮眠に使うだけで約2時間30分の睡眠時間を確保できる(1日2試合の場合)。
1日くらいの睡眠不足ならばあまり影響は無いのだが、毎日熱狂的な試合が続くW杯期間中には無意識のうちに深刻な睡眠不足になってしまうかもしれない。
適度な睡眠を常に心がけるようにしよう。