我々の周りには実に大小さまざまな橋が存在している。
その多くがあまり意識されることなく、ただ存在しているだけだが、中には有名であったり、通りゆく人の目を引きつける橋も存在する。
そんな橋の中でヘリックス・ブリッジ以上に印象的な橋は無いだろう。
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ヘリックス・ブリッジ(The Helix Bridge)はシンガポールに存在するの橋で、その特徴はなんといっても、この非常に奇妙な見た目である。
このようなデザインとなった理由は、デザインを依頼されたオーストラリア人のデザイナーが、DNAからインスピレーションや構想のヒントを得たためだ。
このへリックス・ブリッジは、マリーナセンターとマリーナベイとを結んでいる歩道橋で、所々に天蓋が設置されているだけでなく、4箇所の展望台が存在しシンガポールの景色を一望できるようになっている。
夜になるとライトアップされ、4色の色それぞれが橋のモチーフであるDNAの構成要素、シトシン・グアニン・アデニン・チミンを表し、全長285mの橋は65mの区間が3つと90mの区間3つで成り立っている。
日本人にとってはまだまだ有名ではないこのへリックス・ブリッジだが、CMでも取り上げられるなど徐々に知名度を上げているため、近い将来シンガポールを代表する名所として認知されるだろう。