トルコの髪の毛博物館の様に、一見奇妙な博物館は世界各地に存在している。
そんな中でも最もグロテスクな博物館といえばロンドンダンジョンを他において存在しないかもしれない。
しかし、この博物館はグロテスクなだけではなく、歴史的事実を展示している貴重な博物館でもあるのだ。
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しかし、そんなロンドンでは長い歴史の間に幾度となく血も凍り付くような惨劇を繰り返している血塗られた都市でもあるのだ。
そんなロンドンの闇の歴史を追体験出来る施設がある。それがロンドン・ダンジョン、通称拷問博物館である。
世界で最も有名な殺人鬼であるジャック・ザ・リッパ-やスウィーニー・トッドをはじめとした惨劇の現場や、ロンドンを襲った疫病、ロンドン塔で実際に行われていたとされている拷問、死刑執行の器具等が展示されているだけでなく、事件当時の時代の衣装を着た俳優による案内が待っている。
俳優たちの巧みな演技やサプライズにより、ただでさえ不気味な展示物がより一層気味の悪いものへと変わり、至る所で客の悲鳴が聞こえてくるという。
日本に存在した場合はあまり近づく人がいないかもしれないこの博物館。ロンドンでは有名な観光地としてだけでなく、かつて実際に起きたロンドンの闇を後世に伝える貴重な博物館として多くの人々に親しまれている。
一見グロテスクなだけに見える博物館だが、見方を変えると意外な一面があるのだ。