中国やブラジルなどの途上国の間で深刻さを増している大気汚染。
かつては先進国で社会問題となり、現在は以前のような深刻な大気汚染が発生することは殆ど無くなっているのだが、今でも稀に深刻な大気汚染が発生することがあるようだ。
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今回深刻な大気汚染が広がりを見せているのはイギリスの首都ロンドン。
かつてロンドンスモッグという悪名高い環境問題を抱え、今ではその教訓から様々な大気汚染対策(排気ガスの規制等)を施しているロンドンだが、今回発生している汚染物質は現地で発生しているものだけではなく、なんとサハラ砂漠周辺から運ばれてくる細かい塵も原因の1つであるという。
サハラ砂漠から飛来する砂と聞いた場合に驚く人は多いかもしれないが、サハラ砂漠はモロッコやエジプト等のヨーロッパ地域と隣接している地域も含まれているため、そこで巻き上げられた砂がイギリスヨーロッパ各国の上空を舞いイギリスにまで届くことは珍しいことではない(実際に中国の黄砂が北海道で観測されることと同じレベルである)。
一連の大気汚染の影響についてイギリス政府はこれといった規制を発表しておらず、自然な流れで大気汚染が収束する時を待つようだ。
日本では黄砂が、イギリスではサハラ砂漠の砂が。同じ島国で似たような問題が起きているという点はとても興味深い。