涙を流すマリア像。アメリカとインドの奇跡。

キリストに関係する奇跡は世界中で報告されている。

身体に聖なる紋章が現れる聖痕や聖母マリアの目撃等、今も世界の何処かで奇跡のような現象が起きていると考えて間違いないかもしれない。

実は2012年にアメリカとインドでこのような奇跡に近い奇妙な現象が起きている。

2012年7月、それぞれ離れた場所同士であるアメリカとインドで相次いで聖母マリア像から血の涙が流れるという奇跡が起きたと報道された。

7月11日、インドのウッタル・プラデーシュ州のカルメル修道会が所有している聖母マリア像から血の涙が流れていることが発見された。発見したのは清掃係の女性で、聖母マリア像を拭いていると目から血の涙が流れ出してきたと報告している(この時聖母マリアを拭いた布には事前に赤い液体等は付着していなかった)。

噂はすぐに広まり、3000人を超えるカトリック信者たちが教会へと訪れた。信者の熱意に反応したのか翌日12日にもマリア像は血の涙を流し、血の量はなんと血だまりを生み出す程の量であったとされている。

修道士のジョイ・キザカエル氏は地元の病院に血液の検査を依頼したのだが、その結果この血液はB+ve型という人間の血液であることが判明した。これはまさに奇跡としか表現できないと話題になった。

7月17日、アメリカのルイジアナ州バトン・ルージュ地区の民家に安置されていた聖母マリア像から血に涙が流れたという報道がされた。家主がマリア像の頭部から血が流れていることを発見し、噂を聞きつけた多くの信者たちが祈りをささげるために訪れた。この血は鑑定のために採取されたのだが、今もその結果は公表されていない。

インドの件では本物の血であると判明したマリアの涙。常識では考えられないことが起きている。何故血の涙なのだろうか。