Cottingley Fairies 1 article 900x647 妖精の写真、捏造判明も残された可能性。
「妖精を目撃した」

このように聞いた場合には多くの人が首をかしげることだろう。

実際に世界中に妖精の伝説が残っているものの、それらは例外無く伝承の中での話である。

そんな妖精が写真に写ったという事件を知っているだろうか。

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今から約100年前、イングランド北部のコティングリーという小さな村に住む2人の姉妹が撮影した写真が話題となった。

なんと姉妹と共に妖精が写っているという写真、世に広がると当然のごとく多くの人がその奇妙な内容に目を奪われたちまち世界中を巻き込む大論争となった。
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cottingley 妖精の写真、捏造判明も残された可能性。
結局妖精の正体やその真相は解明されないまま時が経ち、真相はこのまま闇の中かと思われていた。しかし1982年にこの件は急展開を迎えることになった。

なんと写真は捏造であると撮影した本人が認めたのだ。これによって妖精の写真の真相が判明することになり、この騒動は幕を閉じることになった。しかし、2005年に写真を撮影した姉妹の1人が興味深い発言を残していることからこの件は一層の謎が残ることとなった。

「最後の1枚だけは本物」

この言葉は現在も議論の的となっている。妖精の写真を捏造する人間の発言は信用できないとする一方で、最後の1枚だけは妖精がハッキリ写っていないため、明らかな捏造とはいえないのではないかという意見があるからだ。
Cottingley sunbath 妖精の写真、捏造判明も残された可能性。
結局真相は判明していないのだが、妖精が写真に写るという現象は今でも世界中で報告されている。

2008年にはアルゼンチンで妖精が撮影されたとして騒ぎになったことがある。同年3月10日深夜、若者達が談笑している様子を撮影していたところ、突如として何かが地面に当たる物音と共に身長1m程の小人のような影が飛び出してきたという。若者達は驚きのあまり逃げ出したため、その謎の物体が何だったのかはわかっていない。
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それから約7ヶ月後の10月16日には同じような目撃情報が寄せられている。人間のような見た目したこの物体。実際に妖精が存在する確率は限りなく0に近いかもしれないが、本当に全てフェイクや見間違いなのだろうか。