イギリスに現れる謎の生物ではABCがやネッシーなどが有名である。
ABCに関しては実際に被害が出ていることや、事実上政府がその存在を認めていることから真相解明も近いとされている。
一方、イギリスにはファントムドッグという奇妙な生物が出現した記録が残されていることはあまり知られていない。
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漢字表記では黒犬獣(ブラックドッグ)、同時に超常的な力を操ることが出来ることからファントムドッグいう名が付いたとされ、ハリーポッターの登場人物であるシリウス・ブラックが黒い犬に変身するが、モデルはこのファントムドッグであるとされている。
ファントムドッグは忌まわしき形相で光とともに現れるとされ、目は炎のように燃え、閃光を放ち、もし近づいてしまった場合は死が待っているという不吉な伝説がある。
1907年にイングランド南西部のサマセット地方で目撃されたファントムドッグは、炎のように燃えて空を飛んで消滅したと伝えられている。
←ファントムドッグの出現について書かれた教会のポスター
時は遡って1577年8月4日、イングランド東部のサフォーク地方で目撃されたファントムドッグは落雷に見舞われた教会に姿を現したとされている。
屋根を掃除していた人間が落雷の打たれて命を落とし教会内が騒然とするなか、突如としてファントムドッグが出現し、教会に集まっていた住民たちを負傷させ、そのままど何処かへ消えてしまった。
↓教会に残ったファントムドッグの爪痕
現代になっても目撃情報が寄せられることがあるが、ABCよりもネッシー方面の色合いが強いことは否定できず、2007年7月に犬にしては大きい獣が撮影されて騒ぎになったが、他の動物を見間違えたという声が多く、超常的な力を持った犬という点から、やはり存在は伝説の中といった見解が有力である。