ビッグフットなど、謎の生物は巨大であることが多い。
ビッグキャットとはそのような謎の生物の1つであるが、その定義はあいまいで、本来の意味は生息域でない地域に生息すると見られる大型でネコ科の生物という意味である。
一見UMAのようであるが、ほぼ間違いなく実在している生物なのだ。
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エイリアンビッグキャットを略してABCと呼ぶ。
エイリアンといっても、ここで使われる意味としてはよそ者や異邦の生物を表している。
ABCはアメリカやイギリスなどで目撃される。
共通点としては、肉食であり罠をものともしないほどのパワーを持ち、ゲートを破壊して家畜を食い漁ることもあるという。
アメリカのノースカロライナ州デイビットソン群では黒い色をした大型のネコのような生物が目撃され、現場に残った糞を調べたところ、やはり目撃証言通りにネコ科の動物の特徴が検出されたという。
専門家はこの時のABCの正体をペットとして飼育されていた国外産のヒョウやピューマが逃げ出したものであるとした。
イギリスでもABCは目撃され、1963年の7月にロンドン郊外でチーターのような獣がパトカーと遭遇する事件をきっかけに各地で目撃されるようになったため、イギリスでもっとも有名なUMAとなった。
1990年以降になると目撃情報も広がりを見せ、ウェールズやスコットランドなどのイギリス全域にて目撃されるようになった。
こちらのABCの正体も動物園から逃げ出した猛獣やペットとして飼育されていたものが野生化した後にヤマネコなどと交配して生まれた生物ではないかとされた。
2010年にイギリス政府より公表された資料では、ABCをビッグキャットとして呼んでいたことや、正体がどうしてもつかめないものが40件存在することが明らかになった。
興味深いことは、この調査結果は政府がABCの存在を公式に認めるものとなること、これまでの未確認生物と違い正体の特定が進んでいることである。
政府が本腰を入れて調査をすればおのずと解決は早まるだろう。