18~39歳の若者、男性6割 女性4割 が交際相手無し!超少子化時代到来!若い世代の実に半数が交際相手がいないことというニュースが流れた。

男性6割 女性4割 が交際相手無しという衝撃的なニュースだ。
若者を取り巻く環境が日々変わっていく中で何が起こっているのか。

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読売新聞の報道によると

2013年版の厚生労働白書案が26日、明らかになった。

「若者」を個別テーマとして初めて取り上げ、少子化につながる若者の晩婚化や未婚率上昇について、「自力で『理想の相手』を見つけることの難しさも一因」などと分析しているのが特徴だ。

白書は9月中旬に閣議で報告された後、厚労省が公表する予定だ。

白書案は「若者の意識を探る」というサブタイトルで、結婚や出産・子育て、仕事に関する若者の意識などを分析した。

結婚については、国立社会保障・人口問題研究所の調査(2010年)などで、〈1〉18~39歳の未婚者の9割弱が結婚願望を抱いている〈2〉異性の交際相手も友人もいない割合は男性で約6割、女性で約5割に上っている――との結果になったことなどを踏まえ、白書案で「結婚相手の候補となりうる交際相手がいる若者は限定的」と指摘した。

この報道内容の最後の部分からわかるように、
現在の若者はとても慎重であると同時に調和を重んじていると考えられる。

結婚=人生の重大な選択なので本当に結婚したいと思う相手と結婚したい。

交際=自分の自由な時間が持ちたい。
異性の友人との人間関係が交際によって複雑になり友情を壊したくない。

といったところだろう。

若者を取り巻く経済状況が決して良いものではないということもある。

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高齢化による福祉予算の増大で若者にしわ寄せが、

所得が減っていくので交際するだけの金銭的余裕が無い

労働人口が減っている中でなお若者の雇用が減っている。
さらに雇用情勢も改善の気配は無いままで、
各企業は生き残りをかけた競争を繰り広げている。

結果的に従来は複数人でこなしていたであろう作業を、
機械化・効率化の名のもとに1人で行うようになった。

また、日本の習慣である年功序列(笑)によって、
そして機械(コンピューターやインターネット)に強いのはどの時代も若者であるからこそ
より多くの業務をこなさなければならないのは若い世代の労働者達だ。

労働時間の増加、作業量の増加

若者の人数が少ないのに負担が大きいという高齢社会の特徴が、
企業社会でも表れているのだ。

若者には
時間的自由も精神的自由(日々のストレスや将来の不安)も無いということでもある。

まとめると、

若者は
金銭的自由、時間的自由、精神的自由が無い

自分の事で精一杯なのだ。

従来の若者ならば、
仕事終わり→高級レストランでも行こう。

となるところを

現在の若者は、
キツイ仕事終わり→明日に備えて休む。

といったようになるだろう。

これらの若者の行動や考え方の変化というものは、
時代の姿を映し出しているようにも思える。

かつての若者はなんだかんだ多くの面で余裕があった。
今は時代が違うと言えば時代が違う。

草食系男子という言葉が流行っているが、
実際には女性も草食系であり、
いや、総じて現実系世代なのかもしれない。

若者が交際に積極的で無いというのは若者への責任転嫁であり、
若者の行動を批判するだけでなく、
若者が交際するだけの余裕のある社会を作らなければいけないだろう。
意味が歪められてしまった草食系男子という言葉。
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