Venus globe 500x500 金星で起きている異変!輝きを増す大気の光。
地球からも容易に肉眼で観測することが出来る惑星である金星

金の星というだけあってその輝きは神々しいものがあるが、実際には地球と比較にならないような過酷な環境が広がっている。

そんなこの星で1975~2001年の間に大気の激変が観測されていることはあまり知られていない。

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金星はその公転軌道が地球と最も近い惑星で、地球からも容易にその姿を観測することが出来る。

実はそんな金星で原因不明の大気の変化が起きているという。
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金星の大気は主に二酸化炭素によって構成され、大気中の雲か大気中の雲は二酸化硫黄で構成されている。そして1978~1983年にかけてそれらの物質の総量が著しく減少し、磁場も大きな変化を見せただけでなく地表の温度も上昇したことが観測されている。
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さらに時を同じくした1975~2001年にかけて金星の大気光が250倍以上も明るくなり、緑色の光が観測された。緑色の光の正体は地球上でも見ることが出来るオーロラであることが判明。オーロラが出来るということは金星の大気中に酸素原子が含まれていることを意味するのだが、二酸化炭素が大部分を占めているはずの金星に地球と同じ量に相当する酸素原子が存在する可能性があるのだ(酸素があるわけではない)。
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そして1997年に観測されたプラズマテイルの長さが20年前と比較して600倍も長くなっていることが判明(地球に届く長さ)。
zoom 金星で起きている異変!輝きを増す大気の光。
地球の公転軌道に最も近い惑星での変化。地球に住む我々にとっても対岸の火事ではないかもしれない。