人間の生活に欠かすことの出来ない水。
山で湧き出て川を流れ、最後には海に流れ着く。
そんな当たり前のサイクルを繰り返している水。言い方を変えれば、水は新しく作られてはいないということになる。
水の量が増えることはあまり期待できない。
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熱で暖められた海や川の水が蒸発し(渇いた空気よりも軽いので上昇しやすく、高度が高くなると冷やされて水や氷の粒になる)、それが集まることで雲を形成する。
雲を形成している水や氷の粒が成長して重くなったり、上昇気流が弱くなったりすることで雨や雪となって地上に降り注ぎ、再び蒸発することで一連のサイクルに戻る。
湧き水や流れる川を見るとつい忘れてしまいがちになるが、水はどこからともなく作られるのではなく、最初に誕生してから地球上を循環し続けているのだ。
そんな地球上で循環している水であるが、膨大に存在する水の中でも淡水は2.5%で、人間が使用できる淡水はその中の30%(つまり水全体の約0.8%)しかない。淡水のほとんどが南極や北極に氷として存在している。
実は年間降水量が多ければ水に恵まれているというわけではないことを知っているだろうか。日本では全国平均よりも降水量の多い沖縄県が水不足に悩んでいる(台風や梅雨で多くの雨が降るが、川が短く急なのでほとんどの水がすぐに海に到達してしまう)。日本海側の地域では甲類量の半分以上が冬場の雪なので、実際に使える水量は少ない。
中国では人口の増加に伴い、黄河の水量が激減して断流を繰り返していた時期がある(今でも水不足に苦しんでいるが、農村部の水量を規制して都市部に回している)。
水の絶対量が変わらない中で人口増加によって水不足が指摘されている現在、水の循環サイクルは多くの問題を投げかけている。
「水は新しく作られていない。循環してるだけ。」これはすごいことだと思いました。気がつきませんでした。今回初めて聞いたと思います。いつも飲んでいる水は新品ではないってことですよね。海と山と日光で浄化されるのでしょうか。そして我々生物が生きていくことができる淡水が雨として降るってすごいことですね。淡水はわずか2.5%。キュービックの図面白いですね。2.5%で地球上の全生物が賄えているんですね。
水とは裏腹に汚い画像の豪い多いブログとなって
汚い画像の循環が起こっておりますな。大変。