ヒマラヤの雪男伝説に類似した言い伝えがロシアのシベリアに残っている。
現地ではアルマスと呼ばれる謎の生物は体長1.5m~2mという小柄な獣人で、やや赤みを帯びた体毛に全身を覆われて二足歩行で歩き、なんと言葉まで話すと言い伝えられている。
まさにロシア版雪男だ。
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また、人間と暮らしていたとされるアルマスの骨を鑑定した結果、人間でも猿でもない未知の生物のものであったという結果が出たとされている(これは未確認生物研究科による調査なのでその信憑性は低い)。
アルマスは2011年以降に急激に目撃数を増やしていて、シベリアからモンゴルにまたがるアルタイ山脈周辺目撃情報が急増している。細かい地域では西シベリアのアザス洞窟周辺やムラス川の周辺が特に目撃が多く、アルマスに近い獣人のものと思われる35cmの足跡も発見されている。
あまりに多い目撃情報を調査するため、アメリカを筆頭に7ヶ国の専門家達が集まって調査を実施し、その結果、洞窟内で体毛やマーカー(ヒト型生物が存在する痕跡)が発見されホモ・サピエンスに近い二足歩行生物が生息する可能性が高いと発表した。
正体はイエティと同じように何らかの動物を見間違えたとする説と3万年前のネアンデルタール人が今も生き残っているという説とで分かれている。
あらゆる情報網が進歩している現在、3万年も一定数以上のネアンデルタール人が生きていた可能性(個体数を維持するためには複数の生存が必要)は低く、イエティのようにその正体は意外に身近なものかもしれない。