7angels アポカリプティックサウンド、世界の終末を告げる音!
終末論者の中には

「世界の終焉が始まる時に各地で謎の音が聞こえる」
と語る者達がいる。

その時に聞こえるとされている音の名をアポカリプティック・サウンドという。

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アポカリプティック・サウンドは世界の終焉と共に聞こえる音とされている。

これまで幾度となく世界中で記録されてきた音で、同時にその正体として信じられているのが聖書に登場するヨハネの黙示録に登場する御使い(天使)が吹き鳴らすとされるラッパの音である(一説には金属のすれ合う音とされる場合もある)。
7angels アポカリプティックサウンド、世界の終末を告げる音!
そもそもアポカリプティック・サウンドが世界の終末を告げる音とされている理由は、ヨハネの黙示録が世界の終末を表しているからである(ちなみにヨハネの黙示録をラテン語でApocalypsis Johannisと書く)。

ヨハネの黙示録

七つのラッパを持っている七人の御使が、それを吹く用意をした。

第一の御使が、ラッパを吹き鳴らした。
すると、血のまじった雹(ひょう)と火とがあらわれて、地上に降ってきた。そして、地の三分の一が焼け、木の三分の一が焼け、また、すべての青草も焼けてしまった。

第二の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、火の燃えさかっている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。そして、海の三分の一は血となり、海の中の造られた生き物の三分の一は死に、船の三分の一はこわされてしまった。

第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきてた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。

第四の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれて、これらのものの三分の一は暗くなり、昼の三分の一は明るくなり、夜も同じようになった。

第五の御使が、ラッパを吹き鳴らした。するとわたしは、一つの星が天から地に落ちて来るのを見た。この星に、底知れぬ所の穴を開くかぎが与えられた。
そして、この底知れぬ所の穴が開かれた。すると、その穴から煙が大きな炉の煙のように立ちのぼり、その穴の煙で、太陽も空気も暗くなった。その煙の中から、いなごが地上に出てきたが、地のさそりが持っているような力が、彼らに与えられた。彼らは、地の草やすべての青草を、またすべての木をそこなってはならないが、額に神の印がない人たちには害を加えてもようと、言い渡された。

第六の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、一つの声が、神のみまえにある金の祭壇の四つの角から出て、ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユウフラテス川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放された。騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。そして、まぼろしの中で、それらの馬とそれに乗っている者たちとを見ると、乗っている者たちは、火の色と青玉色と硫黄の色の胸当てをつけていた。そして、それらの馬の頭はししの頭のようであって、その口から火と煙と硫黄とが、出ていた。この三つの災害、すなわち、彼らの口から出て来る火と煙と硫黄とによって、人間の三分の一は殺されてしまった。

第七の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、大きな声々が天に起こって言った、「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。主は世々限りなく支配なさるであろう」。
そして、神のみまえで座についている二十四人の長老は、ひれ伏し、神を拝して言った。そして、天にある神の聖所が開けて、聖所の中に契約の箱が見えた。また、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴と、地震とが起り、大粒の雹が降った。

これがヨハネの黙示録に書かれている御使いが登場しラッパを吹いて世界が終末を迎える部分である。

終末論者はこの出来事が現実になると考え、これらの記述を現実に起こり得ることに例えた仮説として唱えた(解釈には諸説ある)。

第一の御使いのラッパによる災害は、宇宙からの強烈な放射線と考えられ、地球を覆う磁界のバランスが崩れて多くの宇宙線が地球に降り注ぐと解釈される。

第二の御使いのラッパによる災害は、無数に増えた宇宙ステーションやロケットが地上に墜落し、落下による直接的な被害やその燃料による被害であると解釈される。

第三の御使いのラッパによる災害は、隕石の落下による被害と解釈される場合がある(第二の御使いの解釈と入れ替わる場合あり)。

第四の御使いのラッパによる災害は、隕石の落下による粉塵もしくは大気汚染された空気と解釈される。

第五の御使いのラッパによる災害は、火山の噴火(飛び散るマグマ)やともに発生する火山灰と解釈される。

第六の御使いのラッパによる災害は、これまでの災害で資源を失った人類による最終戦争と解釈される。

第七の御使いのラッパによる災害は、大地と共に海中に消える(キリスト教の人間は救われる)という記述から未曾有の地震や地殻変動と解釈される。

上記のどの解釈も少しだけ現実味があるという点ではリアリティがあるかもしれないが、それらの発生とアポカリプティック・サウンドにどのような関係があるかということは説明が出来ないだろう。
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しかし、これまでにも世界中で正体不明のアポカリプティック・サウンドが記録されているが、実際には風邪の流れが乱れたことで発生している音という科学的な見解も存在する。
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普段耳にすることはほとんどない謎の音。聞こえた時には何かが起きるかもしれない。