通勤電車の中でイヤホンを耳に暇な時間を潰している人はたくさんいる。
中にはイヤホンを耳線代わりに使っている人もいるが、ほとんどの人は音楽や英会話などを聞いているだろう。
どうやら電車でイヤホンを使い音楽を聴く場合には難聴になるリスクがより高くなるという。
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難聴になる基準というのは明確にされていないが、一般的には電車のガード下の音と同じレベルの音(100デシベル)を1日15分前後聞いている場合に起こるリスクが跳ね上がる。
難聴を起こすとされているラインは85デシベル。これは地下鉄車内の音と同じ大きさなのだが、読売新聞記事によると難聴のリスクとなる行動は電車の中の音(70デシベル)に対して快適に聞き取れる大きさの音(70+20=90デシベル)である。
90デシベルは先述した難聴の危険ラインを上回るのだが、当然長い時間90デシベルに近い音にさらされるとなればその時間に比例して難聴リスクは上がる。
読売新聞の報道では、毎日往復2時間100デシベルの音を聞き続ければ十数年で難聴になってしまうとされている。これは一見十数年の猶予があるようにも感じるが、医師の見解では1日15分間100デシベルが危険ラインであるため普段からあまり大きな音でイヤホンを使用することを控えたい(ちなみにパチンコ店は常時100デシベル越えなのでパチンコ店が最もハイリスク)。
難聴はゆっくり進行する症状であるため中々自分自身では自覚症状を認識することが難しい。音楽を聴く場合にはあくまで外部の音も認識できる程度の音が最も望ましい。