130509063009 aggressive virus case in france story top MERSに要注意!WHOも警鐘を鳴らす。
エボラ出血熱がアフリカで猛威を振るい、今もその勢いはとどまることを知らずに世界中に脅威が拡散しようとしている。

ニュースをよく見る人々に聞いた場合、現在世界で最も危険なウイルスはエボラウイルスと答えるだろう。

確かにエボラウイルスは危険極まりないのだが、本当に危険なウイルスとしてWHOが警戒するのは新型コロナウイルスというものだということを知っているだろうか。

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2013年、WHO(世界保健機関)はスイスでの総会の場で、中東諸国で感染が広がっている新型コロナウイルスが現在最大の懸念であると発表した。
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新型コロナウイルスとは2002~2003年に世界的に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)と似たように、肺炎や呼吸器疾患を伴って命の危険があるもので、2014年6月時点で感染者690人の内41%にあたる240人が死亡している。またこのウイルスに対してはワクチンが無く、現時点では隔離以外の対抗策が存在しない。

WHOでは同時に、現時点で新型コロナウイルスをコントロール出来ておらず中東だけでなく世界的にウイルスが拡散していく可能性を示唆。その通り、このウイルスはイギリス・フランス・チュニジアで確認されただけでなく遠く離れたアメリカでも観派が発見されている。

現時点では人から人への感染が無いと考えられているが(感染者のほとんどが中東の住人か同地域への滞在経験がある)、ラクダ等の動物から人間に感染しているのではないかという指摘もあり、日本の外務省でも中東諸国への旅行者に対して注意を促している。
after a year scientists have linked the deadly mers virus to camels 900x675 MERSに要注意!WHOも警鐘を鳴らす。
中東諸国と周辺国のつながりが深くなった現代。新しい脅威が目前にあるかもしれない。