2009年に世界中を巻き込んで大ヒットした超大作「アバター」。
幻想的な世界観や美しい映像が、当時最先端の機能であった3D映画と融合し多くの人に夢と衝撃を与えた。
そんなアバターがなんとディズニーのアトラクションになるという。
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アバターを制作したのはジェームス・キャメロン監督が設立した映画製作会社のライトストーム・エンタテインメント(Lightstorm Entertainment)で、公開直後の早い段階からディズニーは同社との協議を重ね、共同でアトラクションの制作が進んできたという。
新アトラクションのテーマは、アバターの舞台となる惑星パンドラの世界観の再現で、ゲストたちはまるでアバターの世界に自分が来ているかのような疑似体験ができるものとなる。
多くの植物に囲まれた森や、空に浮かぶ巨大な岩、そこから流れる滝などが表現されるだけでなく、光る植物や妖精たちにも出会えるようになるらしい(アトラクションの名称は未定)。
これまで、ディズニーが自身の会社で制作していない映画を題材にしたアトラクションとしては、ルーカスフィルムの「スターウォーズ」、ある意味ではピクサー社の「トイストーリー」や「モンスターズインク」などが挙げられる。
共通している点は、
ディズニーのアトラクションとなりディズニーカンパニーとの関係が深くなった後に、元の制作会社が買収されているということ。つまり、ライトストーム社もディズニーが買収する可能性があるということになる。
スターウォーズの監督ジョージ・ルーカスは高齢のためにルーカスフィルムを手放し、ピクサーの共同創設者のスティーブ・ジョブズは役員兼筆頭株主と引き換えにピクサーを手放した。
このことから、高齢であり、続編の資金集めなどの必要性からジェームス・キャメロンはライトストーム社を手放し、それをディズニーが買収する可能性は高いのではないだろうか。
ライトストーム社が制作してきた映画はアバターの他に「タイタニック」「ターミネーター2」等が存在し、ディズニーのアトラクションのテーマとしては喉から手が出るほど欲しいはずだ。
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また、2016~2018年の間に「アバター2」「アバター3」の制作と公開が決定してるため、映画の公開と共にディズニーワールドを訪れる客足を増やすための先行投資の意味合いもありそうだ。