海の中に滝が存在するという光景を想像できるだろうか?もしかしたら海流などを想像するかもしれない。
しかし、世界にはそんな想像を絶する
海中の滝と呼ばれる絶景が存在する。
この海中に存在する滝は実際に滝が存在しているわけではなく、ある角度から撮影するとまるで巨大な滝が存在するかのように錯覚してしまうことによって現れる絶景なのだ。
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日本ではあまり聞きなれないこの国は、インド洋のマダガスカル島の
東900kmに存在する島国である。
日本からは成田発ドバイ経由で13時間のフライトでたどり着く。
島の周囲はサンゴ礁に囲まれ、気候は熱帯地域で見られる高温多湿。また空気がとても綺麗で、WHOによる発表では世界で2番目に空気がきれいな場所である。
美しい自然が各地に広がり、別名「インド洋の貴婦人」と称される。
そんなモーリシャスを代表する絶景となっているのが海中の滝である。
この海中の滝は、島を南西部の上空から下に見た時に初めて姿を現す幻の滝で、実際に滝が流れているのではなく、複雑な地形を人間の目が立体的に錯覚してしまうことによってこのような景色に見える。
このように少しでも角度が変わると見えなくなってしまう。
これまでは誰も存在を知らなかった海中の滝。
見方を変えると絶景が現れるという現象は、ついつい視野が狭くなってしまいがいな日本人に何か気付かせてくれるものがある。