日本でも最近になって知名度が急上昇している「サンドバー(Sandbar)」と呼ばれるビーチ。
ハワイ州オアフ島、クアロア沖、カネオヘ湾に現れることがあるこの砂浜。
普通の砂浜と決定的に違うことは、この砂浜は普通の砂浜のように陸続きなのではなく、海の上に存在する砂浜ということだ。
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近年CM等にも取り上げられたこと、これだけの絶景でありながらハワイのオアフ島という日本人にはとても身近な場所にあることから知名度が急上昇称した。
サンドバーを空から眺めた場合、その名の通り砂で出来たの棒の形をしている。
そして何より特徴的なのは海の上に突然現れる砂浜であることだ。
このような砂浜ができる理由は潮の満ち引きと、周りをある程度の陸地に囲まれたカネオヘ湾の特殊な地形、さらに多くの砂といった要素が相互作用しているためだ。さらに、砂の正体はサンゴ礁が細かくなったものである。
潮の満ち引きが砂浜の出現と関係しているために、干潮時のわずかな時間だけ出現する。
悪天候の日や潮の流れが速い日などはサンドバー自体が海中に沈んでしまうことがあるために、常にその姿を拝めるわけではないこともこの砂浜の神秘性を際立たせている。
現地ではカネオヘ湾へのツアーがあり、日本円で1人10000円程度で参加できる。
このように穏やかで平穏な時間が流れているサンドバーであるが、やはり海特有の危険な部分もある。特に多くの人が好奇心を煽られる砂浜と海の境目は、非常に流れが強いこと(砂浜があまり露出していない場合は特に)、砂浜部分と海の部分で海水温が違うことから思わぬ危険に見舞われることもある(一応救命胴衣を身に着けるが、外したい場合は事後責任である)。
また、注意書きとして泳げることが前提となっている場合が多い(急に水かさが増すこと等が予測され、いざという時に命綱となるため)。
行ってみたいと考える人、または行く予定の人の中で泳ぐことが苦手な人は、事前に少しだけ泳ぐことに慣れて行くといいだろう。
