ゴキブリはそのグロテスクな見た目や素早い動きから人間に忌み嫌われている。
また動きや見た目だけでなくあらゆる汚い場所に出現すること、どんなものでも食べてしまうその食性もゴキブリが嫌われる要因となっているのだが、海外にはペットとして重宝されているゴキブリが存在する。
そのゴキブリはヨロイモグラゴキブリ、高価なゴキブリだ。
スポンサードリンク
もしも日本の家で3倍の大きさのゴキブリが表れてとしたらどのように感じるだろうか、中には悲鳴を上げる人もいるかもしれない。
しかし実際には日本のゴキブリとは全く異なり、ペットとして重宝されている昆虫なのだ。
ヨロイモグラゴキブリはその見た目こそ日本のゴキブリと似ているのだが(特に顔が)、生態は真逆である。生息地は森の中の地中で、落ち葉を食べて生活している。動きはまるでカブトムシのように非常に遅くゆっくり移動するため人間に向けて突進して来る心配も無い。繁殖力は非常に弱く個体数も少ない。
個体数が少ないことから値段も高額で、日本円で万単位の出費を覚悟しなければならない。そのため乱獲されて数を減らしていることから絶滅危惧種に登録される懸念がある。
ゴキブリが嫌いな人はヨロイモグラゴキブリを飼って免疫をつけるのもいいだろう。