キリストと言えば世界で最も有名な人物であり、今なお多くの人を魅了する人物である。
そのキリストに関する展示会が韓国で開催され話題となっている。内容は、キリストの有名な絵画が昔の朝鮮風になっているという一見変わったものだ。
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絵画の比較画像
最後の晩餐
罪の女
キリストの磔刑
受胎告知
キリストの降誕
ネット上では、これらの絵は韓国起源説(日本文化をはじめ、世界中のあらゆるものは韓国に起源が存在するというもの)の一部であるとされているようであるが、実際には韓国起源説とは少し事情が異なるようである。
この絵を描いたウンボ・キム・キチャンという画家は、朝鮮戦争真っ只中の1952年にこれらの絵を描いたという。
朝鮮戦争で自身が感じた苦しみを、キリストが生前に受けたような苦しみであると感じ、キリストの苦難に朝鮮人の置かれる現状を当てはめて描いた作品である。
一般的な韓国起源説との違いは、これらの聖画が韓国起源を主張するために描かれたものではないということである。しかし韓国起源説の特徴としては、根拠とならないことを根拠として捏造してしまうという特徴があるために、この聖画が描かれた理由が歪められ、間違った形で各地に伝わってしまう可能性も否定できない。そしてウンボ・キム・キチャン自身、過去の作品の内容から(日本に関するものがあったため)親日画家と呼ばれ、謝罪をした過去があることから、韓国国内では論争の種となるだろう。
ウンボ・キム・キチャンは、聖画を描く理由として生前に
「苦痛な生活を画筆でなだめ、早くこの戦争が終わり、平和がくるよう祈っていた」
と語っている。
東西冷戦の均衡が崩れてたびたびhot warになった、その嚆矢が朝鮮戦争と教科書的にはされているので、世界の代理戦争の舞台になった=世界の罪を一身に背負ったキリストと同一視しているんでしょう。
…ただね、舞台が半島になったのも、戦っているのは外国人ばかりで、自分たちの軍隊はもっぱら自国民族を虐殺するのに汲々としていたのも、洋公主集めに若い娘を誘拐しまくっていたのも…苦しみの大半は自分たちでもたらしている、ということに気付いていないってのがね…。
作者の意図が起源捜索ではないという。
しかしこの絵の意図が全く分からない。
なぜキリストが韓国人でなければならなかったか。
結局韓国人はレイシストで、韓国人以外尊敬できないってこと?