オーストラリアで妙な事件が起きた。
サーフィンをしていた男性が自身が怪我をしていることに気付いて病院で診察を受けた、
すると驚くべきことに男性の怪我はサメによって噛まれたことが原因であると判明したのだ。
どうやら人間は無意識のうちには(怪我の大きさが認識できるまで)多くの痛みを感じないのかもしれない。
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このポート・マッコーリーの周辺はサーファーにとって人気のスポットであるが、同時に多くのサメの被害が報告されている場所でもある。
どうやら男性はサメの姿に気付かず、それによって脳が危機と痛みを認識しなかったのだと思われる(痛みは危機を知らせる信号でもある)。
オーストラリアのような綺麗な海でサメの存在に気付かないことなどあるのだろうかと思うかもしれないが、実は人間がサメを見つけるのは容易なことではなく、船上などの高い場所からならばまだしも、泳いでいる時などには水面が人間の目線とより平行になり、より多くの光を反射して白く光って見えるだけでなく、サメ自身も音も無く近寄ってくる。
また、砂浜の近くでは水の色が明るくてサメが目立つ場合もあるが、少しでも沖に出た場合には暗い海の色とサメの体色が混同して識別はより一層困難になる。
同時に、サメにとっては人間であっても他の魚と変わらない餌でしかないのだ(悪意があって人間を襲撃しているわけではない)。
サメに襲われる確率は決して高くないために(海で落雷に当たるよりも少ない)、日本でもサーフィンの際に注意を怠る人は多い。
海はあくまで人間のテリトリーではなという認識をしっかり持つことが大事である。
↓の動画にはサメを発見することがいかに困難か考えさせられる
