夏になると日本中で猛威を振るい始める蚊。
そんな蚊は血液型を見分ける能力があるのではないかとされていることを知っているだろうか。
厳密な理由は判明していないものの、蚊がO型を好むことは既に実験で明らかになっている。
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結論から述べるとそれは事実である。
飲酒は一時的に人間の体温を上昇させる効果があり、それに伴って呼吸する回数が増える。よって吐き出す二酸化炭素の量がシラフの状態よりもかなり増えることになる。
蚊は獲物の出す熱や化学物質を感じ取る。つまり体温が上がったり二酸化炭素を多く吐き出していると集まって来るのだ。また人間の汗に含まれている化学物質にも反応するため、運動後には蚊に刺されやすいということになる。
しかし、上記のような理由が無いのに何故か蚊に刺されやすいという人たちがいる。
このことから蚊は人間の血を選んで吸っているのではないかとされることがある。TV番組等でも頻繁に取り上げられる実験等では血液型毎に蚊に刺されやすいかそうでないかを実験し、その結果O型の人間が最も蚊に刺されやすいという実験結果が出ることがお決まりとなっている。
蚊がO型の血を好む理由は判明していないが、有力な説として、蚊は人間の汗に含まれている血液型物質と呼ばれる成分においを嗅ぎ分けているのではないかという。
他には黒い色に近い色の服を着ている人はより一層蚊に刺されやすいという(肌の色も黒い人の方が刺されやすい)。これは黒い色は光を吸収するために蚊にとっても識別が容易なのではないかとされている。
夏には酒を飲まずに白い服を着ることで少しでも蚊の被害を減らすことが出来るだろう。