c38 7 世界初の髪の毛再生!脱毛症患者の細胞から毛を誕生させる実験が成功!
日本中の多くの人にとって朗報となるであろう実験が行われ、見事に成功していたことが明らかになった。

なんと脱毛症の人の細胞から毛を生成することに成功したというのだ。これは薄毛で悩む多くの人にとって希望の光になるかもしれない。

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この実験を行ったのはアメリカのコロンビア大学とイギリスのダラム大学の合同研究チームで、発表された実験の詳細によると、詳細脱毛症の患者の皮膚を採取し、その細胞を培養活性化させた後に人の皮膚に移植したところ、見事に毛が生え始めたという
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この実験のキーとなった細胞は毛乳頭細胞と呼ばれる細胞で、発毛に必要不可欠な細胞といわれている。

毛乳頭細胞は髪の毛が生えるように脳が指令を出したときその伝達役になる。車に例えるとエンジンオイル、他の例えでは組織に必要不可欠な司令塔といったところである。

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一般的に、薄毛の人の多くは過労やストレスにより毛乳頭細胞の働きが鈍くなってしまい、結果として毛が生えにくくなって薄毛になる。指令の伝達役が仕事をサボっているのだから髪の毛が生えなくなるのは当たり前なのだ

今回の実験の画期的な点は、毛乳頭細胞の活性化に成功し、毛そのものの再生と培養に成功したという点である。

これまでに浸透してきた薄毛対策は、実際に毛を生やすというものではなく、髪の毛を太く濃く見せるためのものであったり、髪の毛に人口の髪の毛を縫い付けることによって髪の毛全体の量が増えたように見せるものなど、実際の発毛とは到底呼べない物で、共通しているのは実際に毛が生えているわけではないということだ(育毛剤を使う事によるプラシーボ効果による思い込みが毛乳頭細胞を活性化させているのではないかという意見もある)。

この実験の関係者は、
「毛乳頭細胞だけでも培養方法を工夫すれば毛を再生でき、近い将来に臨床試験を始められる可能性がある」
とコメントし、まだ実験が初期段階であること、実用化には少し時間がかかることを示唆した。

実用化すれば日本中の男性の強い味方になってくれるであろう。
値段が高く付くカツラや、ランニングコストが掛かりすぎる育毛剤などを使わなくても済むようになるかもしれない。

そして、ストレスと同じく髪の毛の細胞の働きを鈍化させるのは酒とタバコである。