タバコには百害あって一利無しという言葉がしっかりと当てはまるように、様々な不健康要因が詰まっている。
喫煙するよりは禁煙した方が体に良いというのは当然であり、今回さらに禁煙のプラス効果が発見された。
どうやら禁煙には精神を安定させる効果があると判明したのだ。
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同時に禁煙に成功した人間の思考と喫煙者の思考の差は、鬱病の人間が抗鬱薬を服用した以上の違いが見られたという。
これはタバコに対する誤解を解く意味でも重要な発見で、タバコによって精神的なメリットは得られないという事実を突きつける形となった。
タバコを吸う人の中で
「気持ちがスッキリするから」
「頭が冴えるから」
といったタバコの精神的効能の存在を挙げる人がいるが、実際にはニコチンによって中毒となった体がニコチンを求めるために精神的に不安定になり、タバコによってニコチンが補給されることで結果的にタバコの効果で精神的快楽を得たと錯覚しているだけなのである。
今回発見された禁煙による精神的な安定というのは、ニコチン中毒の症状が徐々に無くなって体が正常に戻ることが精神を安定させているように映ることからそのような表現が使われている。
これは全ての鬱病患者に対して効果があるわけでは無く、あくまで喫煙者が禁煙に成功した場合のみの効果であるが、禁煙によって精神が向上すれば自ずとプラス効果が体感できるだろう。