骨粗しょう症の名前を聞けば今の自分には関係ないと考える人が大多数だ。
これを見ている人はスマホやパソコンを使っている人がほとんどで、まだ骨粗しょう症を警戒するような年齢ではない人がほとんどかもしれない。
しかし、そんな楽観論を覆すニュースが報じられた。
なんと20歳の女性の17%の骨年齢はすでに50歳並であり、骨粗しょう症予備軍であるという。
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骨粗しょう症の症状は骨の内部に空間(小さな穴)が出来る病気で、骨そのものの密度(骨密度)が低下して骨が脆くなり比較的簡単に骨折するようになる。
ちなみに患者の80%は女性なのだが、なんと20歳前後の女性は17%が骨粗しょう症予備軍で、骨の年齢はすでに50歳並であることが判明した。
この原因は現代女性特有の生活である。
1つ目の理由は現代の若い女性はよりストレスを感じる環境に身を置かれていること、さらにジャンクフードを好むことから栄養のバランスが悪く、骨が生成されにくいことである。
2つ目の理由は過度なダイエットでによってカルシウムを多く含む食事をしないことで骨が弱ってしまうことである。
3つ目の理由は女性の喫煙率の増加である。喫煙は骨粗しょう症の原因の1つで、ニコチンが骨にとって毒となり体中のビタミンが分解されてしまうことで上記の2つよりも危険な要因となる。
ちなみに、骨粗しょう症を発症する割合のほとんどを女性が占める理由は女性はある時期を過ぎると骨の細胞を活性化させるエストロゲンが生成されにくくなるためである。
自然に生成されにくくなる成分を生成されるようにすることは非常に困難で、対策としてはカルシウムやビタミンDなどを含む骨の基になる食べ物を摂取することである。
納豆、梅干し、カレイ、かんきつ類、などを摂取して(どれも現代の若い女性が好むものではないが)少しでも多くの骨が生成されるように心がけると良いだろう。
今後骨粗しょう症となって不自由な生活を強いられないため、普段の何気ない体への気遣いを大切にしよう。