2010年南アフリカワールドカップが開催された際に南アフリカの治安問題が大きく取り上げられたことは記憶に新しい。
そんな南アフリカの悪しき治安を象徴する建物こそが、アフリカで最も高いビル。ポンテシティアパートだ。
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1975年にこの地に建設されたポンテシティアパートは、当時の白人と黒人が隔絶された南アフリカ内で白人冬郵送の象徴とされてきたのだが、アパルトヘイトが無くなった1990年代になるとギャングによってビル全体が占拠され、それまで住んでいた住民は退去してしまい、ヨハネスブルグを象徴する危険地帯となってしまった。
ちなみにヨハネスブルグの危険性を表す表現として、犯罪多発地域である同市中心部で外国人(部外者)が生き残ることが出来る時間は15秒とされている(実際には誇張されている)。
ポンテシティアパートを刑務所として利用するという計画や、周辺を商業エリアとして開発するという計画が持ち上がったことがあるが、金融危機などの影響で頓挫してしまい、現在に至っている。
日本人の感覚では、はるか遠くの場所の話題であり、日本の治安とはあまりにもかけ離れていることから現実味が無いかもしれない。