バージニア州「日本海」と「東海」の併記を議会で可決！

アメリカバージニア州の議会の上院で公立学校の教科書に使用される「日本海」の名称として韓国の主張する「東海」という名前を併記する法案が同州議会上院で可決された。

今後議会下院にも同様の法案が提出されるものと見られ、日韓両国の溝は深まっていくものと見られている。

韓国は「日本海」を表す名称として「東海」という名を持ち出し、世界中の国に対して日本海の名称変更を求めるロビー活動を展開してきた。

韓国はアメリカでも当然ロビー活動を行い、韓国系移民がカリフォルニア・ニューヨーク・ニュージャージーに続いて多いバージニア州では、韓国系州議会議員の誕生や、一説には15万人(2010年の時点では7万人)を超えるとされる韓国系アメリカ人コミニティのもつ選挙の票数を無視できなくなったことから「日本海」を「東海」と併記する動きが活発になっていた(実際に2012年には上院で1票差で否決されている法案であるだけに今回の可決は日本にとって大きな損失を意味している)。

アメリカ政府(国務省)の方針では「日本海」単独表記が今後も変わらない方針であるとされているが、バージニア州の変化や韓国のロビー活動の激しさを考慮した場合、日本政府が手を打たないままでいるとさらに「日本海」という名前が歪んでしまうだろう。

日本海は日本から見れば西に、フィリピンや台湾から見れば北に、ロシアから見れば南に、極論ではあるもののアメリカから見れば西に位置している。

東海という名称は国際的名称としては実に合理的でない、韓国の一方的な主張である(中国から見れば東は東シナ海や黄海)と思われる。

今こそ日本政府も声を挙げる時かもしれない。