夏には夏太り、冬には冬太りという言葉が存在するように人間の体に負担のかかる季節には肥満になってしまう人が多い。
2014年は例年よりも気温が低いと想定されることから冬太りに陥ってしまう人が増加すると考えられる。
しかしそれら過酷な季節は肥満を呼ぶだけでなく、ある意味でダイエットに最適な季節でもあるのだ。
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・忘年会シーズンでアルコールや食事を取る機会が増える
・気温が低いため運動の機会が少なくなる
・暖房のある暖かい空間が増えたため基礎代謝が減る
・低温で筋肉が委縮するため血行が悪くなる(女性や運動不足の人)
これらが主な冬太りの原因で、多くの人の日常生活は上記の内どれかに当てはまるだろう。
また気温が低くなった場合はなおさら運動の機会が減り、鍋やアルコールなどで体を温める機会が増えて冬太り増加の原因となる。
冬は運動しても汗が書かないのでダイエットに向かないと考える人が多いが、実は冬ほど体を引き締めるのに最適な季節は無いのだ。
人間は体温を一定に維持しようとする際に体のエネルギー(一部は脂肪)を使う。これを基礎代謝というのだが、冬の気温が低ければ低い程基礎代謝は活発になるため本来冬は何もしなくても体中でエネルギーが使われているのだ。
しかし、先述したように暖房設備が完備されている環境に身を置き基礎代謝が下がり、さらに外の気温が低いとなれば外で運動などしたくないと思うのが当然で、食事をして体を温めるようになるのも理解できる。
このように冬太りのスパイラルに陥ってしまう場合、結果として体重増加などに繋がってしまう。
では冬太りを回避するにはどうすればいいのだろうか。
答えは外で運動することである。
多少過酷ではあるが、冬に外で運動するのは基礎代謝向上と筋力活性化の2つの効果が見込めるためやはり最適なのだ。さらに外での運動は上記の冬太りの原因のほとんどを解消することが出来る。
特に長時間体を動かすという意味でジョギングがベストと考えられる。
ジョギングは特別な装備を使うことなく場所を選ばないだけでなく、何よりも気軽に(血圧に異常がある場合は避けるべき)できることが大きなメリットになる。
寒くて外に出会くないと考える人も多いかもしれないが、冬に痩せたいと考えるならば多少の無理は必要不可欠なのだ。
運動しているという意識よりも日課をこなしているという意識を持つことが出来れば自然と体が動くようになり冬太りとは無縁の体系を維持できる。
寒い時こそ外で運動。なんだかんだ楽に痩せる方法は無いのである。
アベノミクスの影響で年末年始の食事に掛ける価格が増え、1人当たりの摂取カロリーは増加すると思われる。
肥満に気を付けて冬を乗り切ろう。