冬が本格的に始まりノロウイルスが流行の兆しを見せている。
2013年の流行予測は10月下旬から11月にかけて感染者が発生し初めた時期の統計から、2012年のような大流行ではないようだが、年末年始にかけてのノロウイルス対策はとても大切になってくる。
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2013年は大流行とまではいかないようだが感染者の数は例年並みであると考えられている。
多くの人にとっては身近な病気ではないこのノロウイルスであるが、誰にでも突如としてやってくる危険性がある。
症状には吐き気や嘔吐、止まらない下痢(それに伴う脱水症状)、継続的な腹痛、38度に近い高熱などがあり、運悪くすべての症状が同時発生してしまった場合にはトイレとの蜜月関係を築くことになる。
ちなみに感染していても症状が表れない場合があることも確認されていて、ウイルスに感染している人が身近にいる可能性があるため常に注意を心がけることが大切になってくる。
感染経路は主に生もの(カキや刺身)やウイルスが入り込んだ水であり、場合によっては感染者の嘔吐物から菌が空気中に飛び他の人間に入り込むこともある。
主な治療法としては症状が治まるのを待つしかないというのが現状で、理由はノロウイルスに対する抗ウイルス剤が無いことである。応急的な対処としてはスポーツドリンクを温めて飲むことが良い(脱水症状を防ぐため)とされている。
予防方法としては手を洗うことが有効である。ただ手を洗うだけではなく
・手のひら
・手の甲
・指の間
・爪の間
・手首
といった部分をしっかり洗うこと、できれば石鹸を30秒泡立出た後に20秒ほど時間をかけて洗い流すと良い。
ちなみに2011年にはノロウイルスという名前がノロという名前の子供たちに対するイジメの原因になると指摘され、正式名称であるノーウォークウイルスと呼ぶように国際微生物学連合にて発表されたこともある。
感染者数を教えてほしい