bm02 3358411 ブルーマンデーの原因判明か。休日にも平日と同じ生活サイクルを。
休日が終わってから体の調子が優れない、休んだはずなのに疲れが取れない気がする。そんな感覚に覚えが無いだろうか。

日曜日に気持ちが鬱になるように、月曜日(仕事始めの日)に共通して鬱に近い症状が表れることをブルーマンデー症候群と呼ぶ場合がある(正式な病名ではない)。

そんなブルーマンデー症候群の原因が判明したと発表されたのだが、その対策方法は今を生きる我々にとって難しいものであった。

スポンサードリンク

現代社会の中で生きる人は特定のサイクルの中で生活している人がほとんどだ。

月曜日から金曜日まで仕事をして土曜日と日曜日の2日間で休み、再び月曜日から同じサイクルを繰り返している人がほとんどだ。

そのような生活をしているとブルーマンデー症候群と呼ばれる鬱病に近い症状を発症することがある。その症状は月曜日が近づくと気分が極端に落ち込むといったものや、休日にしっかり休んだにもかかわらず月曜日になって眠気や疲れを感じるといったものである。

そしてこの度、ブルーマンデー症候群の原因が発表された。
bm02 3358411 ブルーマンデーの原因判明か。休日にも平日と同じ生活サイクルを。
アメリカのラッシュ大学の研究チームの発表によると、月曜日に体調不良を感じる理由は、生活習慣の中で身についた体内時計(生活リズム)が狂ってしまうことが原因となってこれまでの日常的なサイクルに乱れが生じ、それが体長や気分に影響を及ぼすのだという

例えば土曜日と日曜日に平日よりも長く寝た場合(所謂寝だめ)、長く寝た時間の長さに比例して生活リズムが乱れる。平日に比べて休日の生活リズムの乱れ幅が大きい程ブルーマンデー症候群になる可能性が高いのだ。

対策は誰でも思いつく単純なものであるが、難易度は決して低いものではない。

その対策とは、休日に寝だめをせずに平日と同じ生活サイクルで過ごすことである。

ブルーマンデーの対策としては良いのかもしれないが、せっかくの休日に平日と同じサイクルで生活することに対するストレスが溜まってしまう可能性があり、現時点で考えられる対策はどっちつかずの策に限られてしまう。

休日多く寝た場合にはブルーマンデーになる可能性が高く、休日に平日と同じサイクルで生活した場合にはブルーマンデーになる可能性が低い(その場合は精神的な疲れを感じる場合や、実際に疲労が溜まっている場合には疲れが取れないといったデメリットがある)。
blue monday ブルーマンデーの原因判明か。休日にも平日と同じ生活サイクルを。
いつも通りの生活、簡単なように見えていざ実践するとなればとても難しい。

ブルーマンデーは我々が何気なく送っている日常が実にハードなものだと実感させてくれる。