へリングライ病院、イギリス屈指の心霊スポット。

日本と並んで世界的心霊スポット大国イギリス。

日本でも廃病院が心霊スポットになることがあるように、イギリスでも廃病院が心霊スポットとして語り継がれるようになった場所が存在する。

へリングライ病院、イギリス屈指の心霊スポットだ。

イングランドのイーストサセックス州、ヘイリング村という場所に存在する。

1903年に病院としての歴史をスタートさせ、全盛期には1000人を超える患者がこの場所で治療を受けていた。閉鎖される1994年までの約100年間という長い歴史を持っているこの場所は、案の定閉鎖後には心霊スポットとなってしまっている。

現地には当時使用されていた医療器具や患者が使用していた部屋等が今も残っており、患者の幽霊を見たという証言が相次いでいる。

現在この病院に行く手段は徒歩か車しかない。かつて病院へ乗り入れていたへリングライ病院鉄道は、かつてイーストサセックス州議会により所有・運営され、病院へ乗客や石炭を輸送する役割を担っていた。病院開院と時を同じくして輸送を開始したのだが、乗客が激減すると人間の輸送を停止し、1959年には病院が必要とする燃料が石炭から石油へと変わったことが原因で貨物の輸送も停止されてしまっている。

今でも現地の人間が訪れることが多いこの場所。日本の心霊スポットのような落書きがほとんど無いことは不思議である。

イギリス心霊スポットめぐりをした場合にはメインとなりうる場所かもしれない。