人間は全ての生物の中で唯一自らの命を絶つことで知られている。
そんな自殺をする人間が多発する場所を自殺スポットというのだが、なんと人間ではなく犬の自殺スポットが存在することを知っているだろうか。
スコットランドのミルトンにあるオーバートン橋だ。
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オーバートン橋というこの橋は今から100年程前に架けられ、過去50年の間に50匹の犬がその身を投げて命を散らし、2005年には半年の間に5匹の犬が飛び込んでいる。
近隣の住民は古くからこの現象を超自然的な力(神や幽霊)が原因であると考えているのだが、これまでに発見されたいくつかの共通点があることも事実だ。その共通点とは
・良く晴れた日に起こる
・犬が飛び込む場所はほぼ同じ
・飛び込む犬は鼻が高い種類
であること。
また調査の結果は死の下に広がる草むらから大量のリスやミンクの死骸が発見されたことも何らかの関係があるのではとされている。一説には、晴れた日にはそれらの腐敗臭が立ち込め(人間には感知出来ない程度の臭い)、犬に何らかの影響を与えるのではないかとされている。
犬が自ら命を絶つ目的で飛び降りているのか、それともなんらかの原因で犬が逃げ場所を失いやむ追えず飛び込んでいくのか。今後の調査が待たれる不思議な場所だ。