多くの人々が楽しみにしている世界最大のスポーツイベント、それがFIFAワールドカップだ。
開催国はワールドカップ開催によるステータスが得られるだけでなく、世界中から訪れる観光客やサポーターが落としていく多額の金銭によって経済が潤うというメリットが存在するのだが、どうやら経済的に潤うのは悪人もしかりということらしい。
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そんな中、新たな不安材料として懸念されるであろう問題が浮き彫りとなって来た。
地元マフィアの収益増加である。
ワールドカップが開催されれば世界各地から多様なサポーターや観光客が訪れることになり、その中には薬物の常習者も少なくない(日本人の感覚では考えられないことであるが)。
そんな外国人薬物常習者に対して地元のマフィアが薬物を売り込み、結果として多くの収入源となることが予測されているという。
先進国の人間は所持金が多く、自国での厳しい薬物規制による高額な薬物を摂取しているのに対し、ブラジル国内のように一応規制をしているもののまだまだ薬物の規制が十分ではなく、多くの人間が安い薬物を使用できる環境が少しでも存在するということが外国人薬物常習者にとっては据え膳とも取れる状況となるのだ。
世界最大の祭典の裏で蠢く闇の組織、日本から向かうサポーターは無縁であることを信じよう。